学長挨拶
「ようこそ八戸工業大学・学園祭へ」
学長 坂本 禎智
ご来場の皆様、今年創立51年目を迎えている八戸工業大学•学園祭にようこそお越しいただきました。心から感謝申し上げます。
本学は昭和47年に、地域の大きな期待を背負って工学部3学科を持つ工業大学として開設され、現在、工学部、感性デザイン学部の2学部、大学院工学研究科博士前期・後期課程の3専攻を有する大学へと発展してきています。モノづくりの工学部とその付加価値を創出するコトづくりのデザイン学部独自の教育に加えて、両学部の融合教育や分野横断教 育、並びに人間力育成を通じて、高い専門力をもち、幅広い視野と柔軟な思考力を兼ね備えた、社会を支える有為な人材育成に努めています。
近年の学園祭は、コロナ禍における様々な制約があり、令和2年は規模を縮小しての開催、令和3年はオンラインでの開催となっていました。創立50周年を迎えた昨年(令和4年)の学園祭は、本学が地域の皆様とともに歩んできた50年を振り返り、皆様に感謝の気持ちを表すために、八戸市中心市街地で開催しました。今年度は4年ぶりに、本学妙キャンパスでの通常開催となりました。学生の皆さんは、学内で 実施の学園祭運営の経験値がほとんど無いにも関わらず、計画から実施運営に至るまで、仲間と助け合いながら様々な課題を克服し、準備を進めてきました。そのひた向きに前を向いて活動してきた学生たち が定めたテーマは、「Wake me up! Let‘s enjoy together!」です。このテーマには、コロナ禍の制限から解放されて再開できた学園祭だからこそ、参加者や来場者全員が楽しめる学園祭にしたい、またこの イベントを通じて学生・教職員同士のつながりを深め、関係をより強くしたいという想いが込められています。
ご来場の皆様は、ぜひ、学園祭を楽しんでいただくとともに、個性ある教育研究活動などの展示もご覧になり、また、学生の主体的な活動をぜひ感じていただき、自分を必死に成長させようとしている学生を応援していただければ幸いです。
学務部長挨拶
ようこそ！八大祭へ「原点回帰」
学務部長 阿波 稔
第51回となる工大祭にご来場いただきありがとうございます。工大祭は学友会が中心となって企画から準備、運営までを手がけるイべントになります。昨年、本学は創立50周年を迎え、次の50年に向けて新たな一歩を踏み出しました。その節目にあたり、
今年は「原点回帰」の思いが込められています。工大祭では、模擬店やステージなどでの催しに加えて、大学で日どろ実施している特色ある教育・研究の成果、部活・サークルの活動内容の展示・体験など、大学全体を楽しんでいただくことを第一とし、地域の皆さんとの交流を深める場となることを願ってい ます。特に、地域に根差し、地域に開かれた大学として工大祭はとても重要な行事となります。
この準備期間も含めた工大祭を通じて、学生は仲間とともに様々な課題や困難を乗り越え、他者を理解・尊重する寛容な心、感動する心、コ ミュニケーション力、主体性、自己管理力などの資質・能力が育まれていくと考えています。大学教育の成果である授業や研究で育成される専門的な知識・学力は、学生のキャリア形成にとって不可欠なものとなり ます。しかし、実社会における多様で複雑な課題に取り組み、変化の大きい時代を生き抜くためには、年齢や経験、職業・文化等を異にした人達と協働しながら課題解決に向けて自ら考え行動することも大切です。そして、専門的な知識・学力だけでなく、学びを人生や社会に活かそうとする力や豊かな人間性、さらに未知の状況にも柔軟に対応できる思考 力・判断力・表現力なども具えることが求められています。そのため、学生が自ら主催する工大祭をはじめとした各種イべントを起点として、広く学外の皆様との連携を深めることは、このような汎用的な資質・能力を身に付けるための貴重な機会と考えています。
どうか、地域の方々との交流が学生の成長の一助となりますことを期待し、工大祭を満喫していただければ幸いです。
実行委員長挨拶
ようこそ工大祭へ！〜新たな50年の創造に向けて〜
学園祭実行委員長 関口 結実
ご来場の皆様、本日は第51回 八戸工業大学 学園祭 『工大祭』にお越しいただき、誠にありがとうございます。今回の学園祭を主催しております、学園祭実行委員会 実行委員委員長の関口と申します。昨年は、八戸工業大学 創立50周年を迎え、『まちなか学園祭』と称して八戸市庁前と八戸市美術館で開催いたしました。コロナ禍に入り、中止した年やリモートで開催した年もあり、工業大学での開催は4年ぶりとなります。私たちが入学して以降、毎年工大祭の形態が変わり、全く新しい学園祭を先生方や八工大とともに創り上げてまいりました。そして今回、創立100周年に向けた新たな1ページを私たちの原点である本学で迎えられましたこと、非常に嬉しく思います。さらなる1歩を踏み出す今回の工大祭テーマを『Wake me up！Let‘s enjoy together！』とし、学園祭に参加してくださる全ての方々に楽しんでもらいたい、そして結果として、これまでの繋がりがより深く色鮮やかなものになるようにという想いを込めております。花の色が多種多様なように、八戸工業大学の人・サークル・研究室などの魅力も本当に多種多様です。これまで内に秘めていた個性やまだまだ発信できていない各サークル・研究室それぞれのカラーをご覧いただきながら、この2日間を通じてご 来場の皆様に楽しい空間をご提供できるよう最後の最後まで最善を尽くし、改良してまいりたいと思います。ステージ企画・ステージ外企画、そして各団体の出店・展示品を、パンフレットに目を通していただきながら、お楽しみいただけますと幸いです。それでは皆様、引き続き工大祭をごゆっくりご堪能くださいませ。
